外観

 放光寺宝物館 

 国道140号線を雁坂トンネル方面に向かい、 新隼橋で笛吹川を渡るとすぐ右手に 「放光寺入口」 の案内がある。 山門をくぐると手入れの行き届いた参道が仁王門へと続いている。
 同寺は元暦元年(1184)、 安田義定によって創建された真言宗の古刹。
 昭和34年に県内を襲った台風7号は各地に大きな被害をもたらしたが、 同寺でも本堂の屋根を吹き飛ばされ、 それまで本堂に安置されていた仏像は風雨にさらされることになってしまった。 そこで国、 県、 市と同寺で収容庫を作ることになり、 昭和41年に完成したのが現在の宝物館。
 収蔵されているのは木造大日如来坐像(94.5cm)木造愛染明王坐像(89.4cm)木造不動明王立像(149.4cm)=いずれも平安時代の作で、 重要文化財=、 大般若経六百巻=県指定文化財=、 放光寺遺跡出土常滑大甕=鎌倉時代・甲州市指定文化財=など。
 なかでも天弓を構えた愛染明王像は珍しい形。 愛染はその名のように男女のもろもろの愛情を司るといわれ、 その矢が相手の心を射抜くという恋愛成就の言い伝えが古くからある。
 同寺にはほかにも安田義定奉納の梵鍾、 木造金剛力士像=いずれも県指定文化財=、 毘沙門天像、 法隆寺壁画の写し=いずれも甲州市指定文化財=などがある。
 また、 甲斐国八十八霊場の第72番、 甲斐百八霊場の第8番、 東郡七福神霊場にもなっている。 予約しておけば季節の精進料理も味わえる。

展示風景

入館料 寺内すべてを含み
大人300円
子供100円
開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 年中無休
駐車場 約50台
交通機関 JR中央線塩山駅から徒歩30分
住所
電話番号
山梨県甲州市塩山藤木2438
0553(32)3340

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