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甲州増穂美術庵
山梨県南巨摩郡富士川町舂米672
TEL.0556(22)4488
入館料
1000円(観賞のみ)
2000円(菓子付き、抹茶、抹茶茶わんお持ち帰り)
開館時間
午前10時〜午後5時
休館日
季節により変更(要予約)
交通機関
JR身延線市川大門駅から車で7分
駐車場
20台





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 甲州増穂美術庵は、「地元の文化を大切にしたい」と、同館を主宰する深沢節子さんがおよそ10年間にわたって収集した絵画などを展示。増穂町出身で、シュールレアリスムに和のモチーフを融合させた画家・石井精一の代表作「畳」シリーズや「階段」シリーズなど100号前後の大作約20点をはじめ、松本清張集(河出書房新社刊)の表紙絵や同町出身の棋士・米長邦雄氏像などポスター、スケッチあわせて60点以上を所蔵、展示している。
 1987年、 50歳の若さで死去した石井精一は、 手法として西洋的なシュールレアリスムを標ぼうしながら、 テーマに 「畳」 という極めて日本的な叙情性を融合することで独自の“石井ワールド”を築き上げた。   「畳の記憶 紙風船」 などに登場する着物姿の少女は実の娘。 その無垢な表情と、 精密な描写の畳との組合せが、 冒頭の石原のいう 「土俗的な雰囲気」 を醸(かも)し出している。
 また同館は1997年3月に他界した画家の池田満寿夫のコレクションでも知られる。油彩、 水彩、 版画など約90点を所有。 池田は増穂町平林に 「満寿夫八方窯」 も造り、 陶芸活動も活発に展開していた。
 コレクションのなかでも23歳の時の油彩 「古代」 は 「青年時代の傑作の一つ」 (深沢館長)といわれる。 額も手作り。 水彩 「悲哀」 「さざ波に浮かぶ」 の2点も池田初期の作品。 1966年、 ヴェネツィア・ビエンナーレ展版画部門大賞を獲得した 「ヴォーグから来た女」 と 「SOMETHING2」 のほか、 「富士百景」 シリーズの陶板画の44点などを展示している。
 甲府盆地が見渡せる高台にあり、 晴れていれば前庭のベンチから、 富士山や茅ケ岳まで望める。

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