外観

 甲府市立 甲府市民俗資料館 

  甲府市民俗資料館は甲府市上今井にあった江戸時代中期の農家を昭和50年に向町の玉諸公園の一角に移築、 そのまま資料館として利用している。 屋根の上部が兜(かぶと)のような形をした変形入母屋造りで、 当時、 名主をした豪農が所有していた。 大黒柱の傷あとは天候不順で不作が続き、 貧農が決起した天保7年(1839)の 「甲州騒動」 で、 暴徒に襲われた時の傷とされる。
 主に江戸時代から昭和までの農具や生活用具を中心に約600点が展示されている。 まず、 広い土間には農家で使われた竈(かまど)、 米や豆を粉にする石臼(いしうす)、 甲州名物・ほうとうや、 うどんの粉をこねる時に使う 「ごんばち」、 養蚕器具、 機織り機械など生活に密着した道具類が多い。
  「囲炉裏(いろり)の間」 には自在鍵の下がった囲炉裏を中心に一人分の食器を入れた箱膳や重箱、 子供が生まれて100日目の儀式に使った食い初め膳など当時の食器類が陳列されている。
 長火鉢のある「座敷の間」 には、 道具商屋で使われた張りダンスや医者の往診用の薬箱、薬味ダンス、ゲタ職人の“七つ道具”であるノミ、 カンナなど江戸時代中ごろにさまざまな職業で使われた道具とともに、 当時の生活様式がうかがえる。
 また、 毎年春と夏に2回ある季節行事も盛んで、 小学生と保護者を対象に同資料館の土間などを利用し、 ほうとうや味噌、 ミニ門松、 甲州だこづくりなどが行われている。

展示風景

入館料 無料
開館時間 午前9時〜午後4時
休館日 毎週月曜日・木曜日
12月28日〜1月4日
駐車場 20台
交通機関 JR中央線甲府駅から車検場経由石和
行きバスで20分、玉諸下車徒歩2分
住所
電話番号
山梨県甲府市向町451玉諸公園内
055(237)2024

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