外観

  身延山宝物館  

 700年余りの歴史を誇る 身延山久遠寺。その本堂の 地下に設立された身延山宝 物館は、開祖した日蓮聖人 に関係する貴重な資料を収 蔵している。
 明治初期まで「書物出入 の時は貫主へ其の断を遂ぐ べき事」と厳しい管理を徹 底したことで、所蔵品約5000点が散逸から救われた。 その後、徐々に調査を始め、 昭和48年から文化庁、 県教委、身延山短期大学な どが合同で「身延文庫所蔵 文書絵画目録」をまとめた。
 これらの宝物を一般公開 するため、大正15年に境 内の一角に宝物館を設立。 その後、日蓮聖人第七百遠 忌事業の一環として、本堂 地階に移された。
 おもな所蔵品は、「曼茶 羅本尊」(弘安3年)、聖 人画像では、その風貌をよ く伝えているといわれてい る「波木井の御影」、住吉 如慶の「日蓮聖人画像」、 在原古玩の「高祖一代画」 、植中直斉の「日蓮聖人絵 伝」などが展示されている。
 聖人所持品として、南宋 伝来の「経箱」も公開して いる。
 宗門関係では、身延山歴 代先師の著述、記録、書状 画像、所持品。また、北宋 の徴宗皇帝の筆と伝えられ ている「夏景山水図」(国 宝)、足利学校所蔵本とと もに珍重された「宋版礼記 正義」(重文)、日本漢文 学史や国語学の研究に欠か せない「本朝分粋」(同) 。
 絵画は、宋の楊補、南 宋の馬遠、元の顔輝、明の 唐寅など中国の画家の作品 や室町時代の狩野元信、円 山応挙なども展示してある。 さらに、武田信玄の「祈願 状」、徳川家康、秀忠、家元 など徳川家代々の書画や家 康の側室・養珠院の書状、 養珠院の孫でもある水戸光 国、柳沢吉保の書く書状が ある。このほか、身延山史 や仏教、歴史、文学、美術 工芸などを研究するため貴 重な資料が多数収蔵されて いる。
 同館は、常設展示のほか に、年に数回、新しい所蔵 品の企画展示も開催。県内 外の観光客、信者ら約6万人 が毎年訪れている。


展示風景

入館料 一般300円(200円)大・高生200円(100円)
 中・小生100円(50円)()内は20人以上の団体
開館時間 午前9時〜午後5時
(入館は午後3時30分まで)
休館日 木曜日(木曜日が祝日の場合はその翌日)
駐車場 有料駐車場に約100台
交通機関 中央自動車道甲府昭和ICから国道52号線経由で
約1時間/JR身延線甲府駅から身延駅(急行)1時間
住所
電話番号
山梨県南巨摩郡身延町身延3567
05566(2)1011

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