外観

 都留市立尾県郷土資料館 

 尾県(おがた)郷土資料館は、明治初期の藤村式と呼ばれる擬洋風に建てられた旧尾県学校の校舎を用いている。尾県学校は、地元の人たちが木材を切り出し、建設した手作りの学校で、明治11年に完成し、昭和16年、禾生(かせい)小学校に統合され廃校になるまで地域文化のの中心的役割を担った。
 地域の人々の愛着が強かったため、廃校後も建物は取り壊されず、集会所などに利用されてきたが、48年に修復を加え民俗資料館に生まれ変わった。50年に県の有形文化財に指定されたあとは、建物にふさわしく教育資料を中心とした展示となった。同校の卒業生が協力会を作り、ボランティアで館内の案内や清掃などをしている。
 展示物は同校で使われていた教科書や作文、遊び道具が中心。なかには落書きの書かれた教科書もある。また、1階の右側には明治期の教室が黒板や机、イスなど細部にわたり復元され、当時の様子を再現している。
 2階には卒業記念写真のほか輪まわし、おはじき、竹トンボ、メンコ、お手玉などの昔懐かしい遊び道具が並んでいる。ほぼフロア半分のスペースにカーペットが敷かれ、来館した子供たちがこれらのおもちゃを自由に使って遊ぶこともできる。ここではおもちゃの管理も子どもたちが自主的に行う。
 毎年秋には「資料館まつり」が開かれ、写生大会と特別展示、特別イベントが行われる。これまでに、都内に住むコレクターの好意で開かれた「昔のおもちゃ展」、「ポンチ絵」と呼ばれるマンガの展示、紙芝居の公演などが開かれた。
 ほかに「教員詰所」「裁縫室」なども再現され、2階のベランダにはチャイム代わりのタイコが今も吊されている。


展示の様子

入館料 無料
開館時間 午前10時〜午後4時
休館日 月・水・金曜日(祝祭日は開館)
12月28日〜1月4日
駐車場 隣接の神社に20台
交通機関 富士急行線谷村駅から車で20分
/中央自動車道都留 I.C.から約20分
住所
電話番号
山梨県都留市小形山1565-1
0554(45)0675

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