外観

  丹波山村郷土歴史民俗資料館  

 東京都の水源・北都留郡丹波山村。 村営釣り場、 ジャンボすべり台、 キャンプ場などともに水源公園内にある丹波山村郷土民俗資料館は平成4年に開館、 観光客などが年間に4000人近く訪れるという。
 近くのすべり台からの歓声を聞きながら入口を抜けると、 館内には村の鳥・コマドリなど野鳥の鳴き声が流れる。 1階では、 丹波山村に伝わる2つの祭り、 「お松引き」 と 「ささら獅子(しし)舞」 を紹介している。
  「お松引き」 は1月7日の朝、 各集落から集めた正月飾りを4mのソリに乗せ、 男たちが木やり歌を歌いながら道祖神まで引いていくというもの。 村の無形文化財。 「ささら獅子舞い」 は7月中旬、 五穀豊饒(ごこくほうじょう)を祈願して熊野神社に奉納される獅子舞いで、 獅子は1人立ちの角兵衛獅子スタイルで、 獅子三頭に女装し花笠をつけた“ささら”4人、 刀を持って踊る“白刃”2人で1組。 300年続く県の無形文化財だ。 館内ではどちらも模型とビデオで祭りの様子を伝えている。
 丹波山村は、 古くは江戸と甲斐を結ぶ宿場町であり、 林業の町だった。 また、 丹波川上流には武田信玄が資金源とした黒川金山がある。 収蔵品は300点を越え、 民具、 農具のほかに山仕事に用いたトビや幅30cmもある木挽(き)き鋸(のこ)、 石を砕き砂金を取るための石の道具などを展示している。
 また、 山から材木を運び出すために用いた 「修羅(しゅら)」 と呼ばれる丸太組の道具と、 水をせき止め、 材木がたまったところで堰(せき)を切って水とともに流して運んだ方法を模型で再現し、 当時の林業の様子を解説している。
 ほかに村の地形模型、 野生動物の剥(はく)製、 木の皮で織った 「たほ」 と呼ばれる布などを展示。 併設する村高齢者センターでは、 木工教室、 竹細工教室などが開かれる。

展示風景

入館料 一般200円(160円)
中・小100円(80円)
()20人以上の団体料金
開館時間 午前9時〜午後4時
休館日 火・木曜日・祝祭日の翌日、12月1日〜3月31日
駐車場 60台
交通機関 JR中央線塩山駅から車で1時間
住所
電話番号
山梨県北都留郡丹波山村1063
0428(88)0170

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