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八ヶ岳泰雲書道美術館
山梨県北杜市長坂町小荒間1919
TEL.0551(32)6277
入館料
一般1200円
(800)
高校生以下600円(400)
()は10人以上の団体料金
開館時間
午前10時〜午後4時
休館日
水曜日、11月26日〜3月31日(8月は無休)
交通機関
JR小海線甲斐小泉駅から徒歩5分/ 中央自動車道小淵沢・長坂ICから15分
駐車場
普通車30台、大型バス2台



 


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 JR甲斐小泉駅のすぐ裏手、林の中に八ヶ岳泰雲(たいうん)書道美術館はたたずむ。中国風の円形門と丸窓が印象的な近代的な建物は3階建てで、1、2階が展示室、3階が研修室。バルコニーには中国風あずま屋が設けられている。
 開館は1990年9月。故柳田泰雲氏(前学書院院長)が制作の場と、代々続く柳田家の書作品を収蔵するために自宅横に建てたものだが、泰雲氏は完成を見ずに亡くなった。
 江戸時代の儒学者、書道家として名を著した正斎、少年期から書の才を顕わし、1912年に泰麓書道会を創立した泰麓、泰麓書道会を学書院と改め、作品を創作しつつ後進の指導に力をそそいだ泰雲、泰雲の妻で現学書院院長、同館館長の青蘭氏の作品、合わせて約2000点を収蔵、 4〜50点を展示している。
 楷書を最も得意とした泰雲氏の作品では「嵩泰峨黄/龍鳳亀鶴/老荘李杜/琴棋書畫」などの迫力ある大作や、芸術性の高い紺紙金泥作品「千文字・離騒経・蘭亭序」には目を見張るものがある。また、青蘭氏の「発見の木」などホログラムのシリーズも異彩を放っている。
 企画展として、毎年12月に一般公募「国泰民安」コンクールを開催している。
 研修室は、 学書院門下生や地元の書道普及のために道場として使われる。 書道用品や泰雲氏の編によるお手本なども販売。

門
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外観

 

 



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